秋は気候が落ち着いて過ごしやすくなるので、夏に疲れた胃腸の調子も整い食欲も増進して健康回復に良い季節です。

ただし朝晩の冷え込みが増すことで、肺の弱い人は皮膚が敏感になり、毛穴が閉じ、皮膚呼吸が上手く機能しなくなります。空気も乾燥するので呼吸の時に鼻やのどに負担がかかり、鼻炎や咳などがおきやすくなります。風邪は口や鼻の乾燥から始めるので、寝るときなどもマスクなどで保温・保湿を心掛けてみてください。
また、朝晩と日中の気温差で急激に冷え、首筋のこわばりや肩こり、それに影響を受けて歯痛なども起こりやすくなります。首や背中を冷やさないように、薄手のストールや上着を準備し、体温調節を心掛けましょう。

痔も秋に悪化しやすいです。これも冷えによるものです。
但し痔の場合は粘膜が充血しているので、身体を温める食材といってもトウガラシなどの香辛料やお酒、もち米類は避けましょう。湯船にゆっくり浸かり体の緊張をほぐしてください。

秋のからだのケア方法

・咳には、梨や大根のしぼり汁、保温には長ネギやクズが有効です。

・血行促進には生姜がおすすめです。

・冷えを避けるため、家でもうすら寒い時にはタオルを首元に巻く等工夫してみてください。

・足腰の冷えや腰痛には足湯が効果的です。

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