もも鍼灸治療室の妊活鍼灸

人には言えない苦しい妊活を解消!! あなたの体質を見極め『妊娠力アップ』を完全サポート!!

不妊治療中のあなたは、誰にも相談できず、同じ妊活をされている方のブログをずっと読み続けていませんか??
ご主人も自分と同じくらいの熱量があるわけではなく、若干夫婦間で温度差を感じてしまったり・・・。
身近に妊活している方がいないと、話を理解してもらえなかったり、考えすぎだよ~。と言われてしまったり、
かなり孤独感があると思います。

もも鍼灸治療室では、鍼灸治療を通して改めてご自身のお身体と向き合い、西洋医学での治療と東洋医学での治療の両面から最大限の妊娠力を上げていけることが可能です。

年齢、体調や体質、不妊治療の段階(タイミング療法、人工授精、体外受精)に合わせて、ツボや刺激量を選び、その方にベストな鍼灸治療をおこないます。
また、ご自分なりに授かりにくい原因も考えていただき、生活習慣や食事、運動、ストレス解消法などご自分でできる体質改善方法を随時アドバイスいたします。

また、当院は(生理)と(基礎体温)の安定性が妊娠しやすい体に必要とも考えております。
正しい生理 4つのポイント
★生理周期と生理日数★
・周期 28日~35日くらい ・日数 3~7日くらい

★経血量★
・初日が少なく、2~3日目が多い ・就寝中は夜用ナプキンが1枚で足りる

★経血の色★
・普通の血液よりやや濃い色

★経血の状態★
・レバー状の大きな塊や細かい粒粒がない ・粘度が高くない


基礎体温とは
人間が生活していく上で最低限必要なエネルギーしか使っていない時の体温、つまり睡眠中の体温の事です。

体を動かすとエネルギーを生じてきてしまうので、目覚めて直ぐまだ体を動かしていない体温を測ることが大切です。
微妙な体温の差を利用しているため、とてもデリケートです。
あまり敏感になり過ぎず、3周期位は続けて測ってみることが大切です。

睡眠時間はなるべく6時間以上取り、測定時間も一定にするのがポイントです。

測り忘れた日は基礎体温表には空欄のまま、詰めず線も結ばないでください。
遅く起きた日、風邪を引いた日、セックスした日、おりものの状態、生理痛や服用した薬等はその旨を備考欄やその他に記入してください。

東洋医学での不妊治療では、体全体のバランスを整えることを目標にしていますが、そのバランスをチェックするときに使われるのが基礎体温です。

基礎体温を東洋医学的に見ると、「陰と陽」のバランスが取れているかがカギになります。

排卵期を境に排卵前の低温期(卵胞期)を陰、排卵後の高温期(黄体期)を陽と捉えます。

その為、基礎体温の変化にトラブルがあるときには、生殖機能を司る「腎」の働きが弱まり、陰と陽のバランス、すなわちホルモンバランスが乱れていると解釈するのです。

陰と陽のバランスは、食事や睡眠といった生活習慣や、子宮や卵巣の病気などでも乱れます。

基礎体温をチェックすることで、いち早く生活習慣の乱れや病気の兆候に気が付くことができ、バランスを整えるための改善や治療が可能となるのです。

【チェックポイント】
・周期は安定しているか???
・低温期と高温期平均体温差は0.3~0.5度あるか???
・高温期は12日~14日あるか???

こういったことを踏まえて治療を細かく進めていきます。
初診の際は、基礎体温表もお持ちください。アプリの方は治療の際に見させていただきます。

 妊活鍼灸コース 

60分 ¥5000(税込) 初診の方は初診料がかかります
~当院で一番多くの方が受けられているコースです~

お一人おひとりに寄り添い、妊娠しやすいカラダ作りをサポートします。
時間をかけて細かい問診をとり、患者様の体質を把握します。
タイミング療法、人工授精、体外受精など治療に合わせて鍼灸治療が可能です。
東洋医学をベースに骨盤内の血液循環を良くし、冷えの改善、ホルモンバランスを整える鍼灸治療をおこないます。
それと同時に、日常生活での疲労や妊活のストレスで崩れた心身のバランスを通常の状態へ回復させ維持することを目指します。
オプションで、吸い玉療法を加えて、より骨盤内の血流を強化するプランもあります。

 移殖前後ケアコース

60分 ¥5000(税込) 初診の方は初診料がかかります

体外受精・顕微授精の段階の方向けのコースです。
移殖直前の子宮や体に働きかける施術で、子宮内の血流をアップし、受精卵が着床しやすい状態を維持させます。
子宮内環境を整えることで、赤ちゃんのベッドとなる内膜を温かく柔らかい状態に保つことを目的とします。
移殖日前後の2日間がお勧めです。
例)6月5日が移殖日と決まる。移殖前の6月3日か4日のどちらかに1回施術。移殖後の6月6日か7日のどちらかに1回施術。
移殖当日は、なにかと緊張や時間を気にしたりしていることが多いので、当日は避けていただくことをお勧めしています。よりリラックスして移殖に挑んでください。

鍼灸で期待できる効果

・血の巡りを良くする→骨盤内の血液循環を良くし、卵巣と子宮の環境を整える。また、心に栄養と潤いを与える。

・気を補う→体のエネルギーでもある気を満たし、全身にいきわたらせることによって元気な体、ストレスを感じずらい体にさせてく。

・冷えの改善→さまざまな身体の不調の原因である冷えは不妊症の大敵。「万病のもと」である冷えをお灸や冷えのツボを駆使して改善。

・脳に働きかける→人体の司令塔である「脳」にアプローチする鍼で自律神経やホルモンバランスを整える また、日々のストレスを和らげる。

妊活鍼灸をはじめるにあたってのQ&A

・施術の頻度と期間はどのくらいですか?
A.体質改善を目的としているため、週に1回のペースをご案内しております。
状況により個人差はありますが体質改善には約3ヵ月かかります。3ヵ月を1クールとして考えております。
体外移植を近日に控えている方は、日にちをつめて通っていただくこともあります。
また、採卵や移植時に合わせて、こちらから通院日をご提案することもあります。

・生理中でも施術を受けられますか?
A.大丈夫です。外出が困難なほどの生理痛でない限り問題ありません。

開始するタイミングは?
A.「いつから始めるといいですか?」と、よく質問されますが、どのタイミングでも構いません。
早すぎたり、遅すぎることもなく、病院へ通っている方も通っていない方も、タイミング、人工授精、体外受精の方もいらっしゃっています。
ただ、体質を変えていくことについて少々お時間がかかるということはご理解下さい。

どのような方が通われていますか?
A.20代~40代以上の出産を望む方が通っています。
ご主人と一緒に治療も可能です。

初診時にお持ちいただくもの  
A.治療履歴(結婚・治療薬・妊娠の有無)をまとめていただきお持ち下さい。クリニックでの血液検査結果の紙、基礎体温表などございましたら、一緒にお持ち下さい。

もも鍼灸治療室

以下、お時間ありましたらお読みください。

妊活 とは

妊娠に関する知識を身に着け、妊娠に向けて生活習慣や体調管理を心掛けながら妊娠力を高めていくことです。
今すぐに妊娠を望む人だけではなく、将来を見据えて準備をすることも大切です。
妊娠は女性がするものですが、妊活は男女ともにするものです。2人のペースで出産を想定した人生設計を考えて、楽しく協力して前向きに赤ちゃんを迎い入れる準備をしていきます。
特に女性は35歳を過ぎると卵子が老化して妊娠しにくくなるということはあまり知られていないので、「意志を持って授かる」という意識がなければ妊娠は簡単ではない現状を学び、働きながら妊娠、出産に至るライフプランを実現するための活動としています。

不妊症 とは

❛生殖年齢の男女が妊娠を希望し、ある一定期間避妊することなく通常の性交を行っているにもかかわらず、妊娠の成立をみない場合。
その一定期間については1年というのが一般的である。なお妊娠の為に医学的介入が必要な場合はその期間を問わない❜ 
*日本産婦人科学会の最新の用語集より

❛適切でタイミングのとれた性交渉(人工授精を含む)を12カ月以上行っても妊娠に至らない疾患である。
不妊と関係のある疾病や身体所見、あるいは女性パートナーが35歳以上で6カ月以上妊娠に至らない場合、より早期の検査や治療は正当と考えられる❜ 
*米国不妊学会の定義 2013年

不妊症は、女性に原因がある場合と男性に原因がある場合とがあります。
~女性によくある不妊の原因~
・排卵因子
ホルモンバランスに問題がある為に、卵胞が育たない、排卵が起こらないなど
(・FSH分泌低下・黄体機能不全・多のう胞性卵巣症候群・高プロラクチン血症・早発卵巣不全・甲状腺疾患など)

・卵管因子
細菌感染などによって卵管がふさがり、精子が卵子に到達できない状態
(・卵管閉塞・卵管狭窄・卵管采周囲癒・卵管ピックアップ障害・感染による卵管異常など)

・子宮因子
子宮にできた腫瘍や子宮の形に問題があることによって、受精卵(胞胚)が着床できない
(先天性子宮奇形・子宮粘膜下筋腫・筋層内子宮筋腫・子宮内膜ポリープ・黄体機能不全など)

・頚管因子
頚菅粘液の粘りが強く、精子が子宮に侵入できないなど。
(・抗精子抗体・頚菅粘液の異常・頚菅無力症など)

~男性によくある不妊の原因~
・機能不全(・勃起不全ED・逆行性射精など)

・精路通過障害(・輸精菅閉塞など)

・造精機能障害(・精索静脈瘤・染色体異常・停留睾丸・突発性造精機能障害・閉塞性無精子症など)

・副性器障害(・副睾丸炎・前立腺炎など)

・精液検査
 正常値:◎精液量1.5ml以上 ◎精液濃度1500万個/ml以上 ◎総精子数3900万個 ◎運動精子率40%以上 ◎前進運動精子率32%以上 ◎正常形態率4%以上 ◎生存精子率58%以上

・乏精子症 精子が少ない 1ml中に2000万個未満

・無精子症 精子が作れない

・精子無力症 精子の運動性が弱い

不妊治療

不妊治療には様々なステップがあり、必要があれば手術や投薬もあります。
通常はタイミング療法から始められます。それでも効果が得られないときはステップアップしていき、
人工授精(AIH)、更には体外受精(IVF)などの生殖補助医療が提案されます。

タイミング療法
排卵日に合わせた性交をもつことで、妊娠の確率は上がります。
自分で基礎体温を計測し予測、市販の排卵予測キットを用いて予測、病院にて超音波検査によって
卵胞の成熟の程度を知り医師から性交をもつ日を教えてもらう方法があります。

人工授精 AIH
排卵があるにも関わらず妊娠しない場合には、人工授精が試されることがあります。
人工授精とは、細いチューブを使って、洗浄・濃縮された精子を子宮に送り込む方法です。
○タイミング療法、クロミフェン療法でなどで効果が得られなかった場合
○精液の状態がよくない場合
○頚管粘液が少ない場合
○抗精子抗体が陽性の場合
○性交障害がある場合 等

体外受精 IVF
排卵直前に採取した卵子を、洗浄した精子を含む培養液の中に入れて受精させる方法と、顕微鏡下で卵子に直接、精子を注入する方法(顕微授精/ICSI)があります。
○タイミング療法、人工授精で効果が得られなかった場合
○卵管閉塞など手術では治療ができない場合
○男性不妊などで人工授精などでも妊娠に至らなかった場合
○子宮内膜症で薬物療法や手術療法によっても妊娠しない場合
○原因不明の長期不妊の場合